まーくんの本たち。
まーくんの本棚です。
今日は朝から、まーくんは学校をお休みして、パパさんは会社をお休みして、
富士宮にある墓苑に行って来ました。
母の納骨です。
いろいろあって、結局2年経ってしまった今年、やっとです。
前回行った時は、ETCだと1000円とかいうアレをやっていた頃で、
それはそれはもう!!高速乗る前から激混みしてまして・・・5時間半かけて行ったのでした。
時間がかかるから休憩も増える、休憩するから出入りするのにもっと時間がかかる!という負のスパイラルをかかえつつも、なんとかたどり着いたのですが、
ここならいいね☆って事で、見学をしてきたのであります。
それが2年前。
まぁ、いろいろあって、去年は申込が出来ず、今年やっと契約を済ませ、無事納骨をしてきました。
これで母さんも、落ち着いてのんびり?!出来るかな。
中央道は小雨まじりの寒さだったけど、抜けて富士山のふもとまできたら、快晴!
墓苑に到着すると、めっちゃ晴れてる!!
この通り。
私が道を間違えて、結構時間がかかってしまったけど、
ギリギリ11時の法要に間に合いました(汗)
で、無事終わって、お昼ご飯を食べて解散。
それぞれのルートで帰宅しましたが、
ウチは、元に戻ろうとしたけど、道を間違えてしまい、
結局、新東名から帰って来ました。
途中沼津の海が見えたり、富士山が見えたりして、観光気分は味わって来ました。
途中休憩で寄った足柄サービスエリアでは、どうしてもソフトクリームが食べたくなり、店内をぐるぐる探したけど、なくて、マクドナルドのソフトを購入すると、外に出たら美味しそうなのが売ってた・・・orz
またいづれ〜かな。
帰り道は東名がそこそこ混んでいたけど、パパさんの運転で無事帰って来ました!
「れっつ、くっきん!」と、まいんちゃんのまねをしてみたりと、
いろいろとやりたいんだなぁ〜と思う場面もありました。
が、余計なことばかりするので、パパさんに怒られながらも、手を出しているまーくんでした(^^;;
それにしてもたくましい背中やなぁ〜☆
まーくんは自閉症とは診断されていないんだけれど、こだわり男なのです。
自閉症の傾向があるってやつ?なのでPECSとか、ABAとか、あらゆる自閉症に良いとされるツールを使ったり、対応を学んだりして来ました。
初めておめめどうの話を聞いた時は、「まーくんには必要ないかも」と正直言うと思っていました。
けど、聞けばきくほど、まーくんにこそ、使えるツールなのでは?と思うようになり、
今回の講演会に参加してきたのであります。
おめめどう代表の奥平さんの講演会でした。
以前マジカル・トイボックスのイベントで、金森先生からご紹介していただき、
まーくんの困った行動について、ご相談させていただきました。
実はそのとき、「1ツール、1使い方」のようなお話をしていただき、
島田のピコケアで行っている「iPadを使って、フリック入力のお勉強」は、「そんなのぜんぜんダメー」といわれてしまったのであります☆
要は、同じiPadを使って、コミュニケーションツールと、遊びのためのツールという、2つの使用方法になっているでしょう?と。
遊びで使うようになってしまったiPad、もうお勉強では無理だよと、いわれたのであります。
そういわれてみると、ピコケアに行っても、どうしても遊びたくて、自分で適当にフリック入力をしたと思ったら、すぐに遊びのアプリを起動していた!という現実がありました。
うーーーーーん。
黒のiPad、買う?
そっちは「お勉強用」とかにする?
思い切って自分のはその時間は出さず、先生のiPadだけで「お勉強」これが一番現実的かも。
そんなこんなで講演会ですが、同じ障害児の母としても大先輩にあたる奥平さんの言葉には「ちから」がありました。
実体験に基づいて、これはよかったけど、これはダメだった!!というお話がてんこもりで、やはりこれはダメだったのだな、という理由が、今さらわかったのであります。
・どの絵カードが子どもにとってわかりやすいか?
・子どもの目線で写真を撮ってる?(親の目線で撮ったものは、子どもには見えてないので、使ってくれない!)
・ブックにもチャレンジしたが、親が言わせたい言葉のカードばかりで、
子どもは使ってくれなかった。
・音声言語では消えてしまうが、見えるものがあれば、気持ちや状況が確認出来る!(お互いのずれがない、関係性が出来る)
ダダくんが、メールソフトを使って、先生とコミュニケーションを取る話を聞いて、
「ファミコンが壊れたので、直して欲しい」というこれだけの文章を書くまでの間に、
ずらずらずら〜っと何も関係ない文章を、100個くらい並べた上で、
やっと「なおしてほしい」が出てくるといわれて、ビックリ☆
100匹の金魚がいたとして、私たちなら、「この金魚」と思ったものをすくう努力をし、救えるのかもしれないけど、
彼らの頭の中では、「これじゃない、これじゃない、これじゃない」と、99匹すくいとった後に残った1匹「これだ!」という事があるといわれ、
だからこそ、途中で「出来た?」とか言われると「分かんなくなっちゃった!キー」となるのが、とても頷ける。
自分のいいたいことが、書いたからわかった!!
こういう中で大きくなって行く、人間関係が出来る訳がない、訳がわからない、どれが本当か?
→だんだん上手になってゆく→長文になっていく→書くということをやったから。
「書く」ということで、自分の中で整理が出来るのだなと、
まーくんも、もしかしたら「書く」という可能性がもてるというか、
自分の思いを文章に、ぶつけることが出来るんじゃないかって
先日のトーキングエイドの話から、「やれる!」って思った。
そんなこんなで、筆談に至る訳なのですが、
・こちらから100書くと同じスタイルであちらから1書いてくれるようになる!と。
親も努力と忍耐が必要なのだな、と。
間に大西さんのお話(メールの話)が入り、後半はコミュメモ等の商品の解説や実例を詳しく教えてくださいました。(その中でまーくんの上記の話も飛び出して来ました(汗))
実はマジカルのイベントの時、欲しかったのですが売り切れてしまい、残念な思いをしたので、今回はいろいろと買いまくって帰って来ました。
そういえばこんな話もあった。
「自閉症、発達障害の人たちは、本当にいろいろなことを知りたいのか?」という問いがあった。
答えは「No。知りたいことだけを、教えてもらいたいだけ」だそうです。
なんでも知りたいのは、回りの人間だけなのかもしれない。
あと「本人が考えてるとは思っていない」回りと「本人も考えています!!」本人。
知的障害があるっていうだけで、「ろくでもないことを考えているのだろう」と思われがちですが、それは回りがそう思っているだけで、本人はいろいろと考えているという事。
それを文字に表す事が出来たら!なんて素晴らしい事なんだろう!って思った。
あと笑ったのが「化石のような支援はやめましょう」
「障害支援は誰のもの?」大西先生から。
確かにそこで時代が止まっている支援者も、いるー。
支援する人のための支援、になっていることも。
なんかとめどなく書いてしまったけど、
後は、まーくんに実践をしてみて、どうだったかを書いて行きたいと思っています。
要求がたくさんあるから、書けるようになると思うんだよなぁ〜。
おめめどうのサイトはこちら。