魔法のランププロジェクト☆全国セミナーに参加してきました!2

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    最後の発表は、相模原養護の先生から。
    【ねらい】
    一連の行動に一人で取り組む
    給食の時に使ってみる

    音が出るー音を楽しむ、いいたいことが言える、いりません!認めてもらえる、冷静に
    伝わる楽しさ、たっぷり楽しむ

    最初は絵カードで取り組みをしていたそうなのですが、
    給食時が設定しやすい場所だった。マナーを意識しつつ、会話も楽しく、ゲームアプリにいかないよう、アクセスアプリで制限をかけている

    iPadで発信したいこと≠伝えたい事(ことばあそび)
    じっくり応える
    言えた感、うけとめてくれた感
    時にいいたいことも・・・友達が宿泊学習に言った事を、朝の出来事だったのに、言いたくなってそのときに言った!、気分が悪くなった時、「ママ、おうち、ママ、おうち・・・」と訴えがあり、「具合悪いからおうちへかえろうね。ママにお迎えにきてもらおうね」という話をした

    「一連の行動に一人で取り組む」
    係活動の場面で、保健室に毎朝報告に行く
    使用アプリ「Pic Collage」で、場面ごとのカードを作成し、「Drop Talk」のキャンバスに貼付けて、簡単なスケジュールにした。
    はじめは一緒についていく、だんだん離れる、このくらいの場面なら見通しがもてるかな?、文字がよめないけど、文字があるよ!って事でいれてみた
    場面とセリフがマッチング
    報告後の帰りは足取りも軽く!達成感↑↑
    自信につながる

    ねがいとして、伝わった、わかってもらえた嬉しさ
      ↓
    人と心地よくかかわれる

    きもちはあるけど、ことばにできない
      ↓
    あきらめてしまう
      ↓
    きちんと受け止められるように!

    【今後の見通し】
    ・VOCAアプリを介して、やりとるする時間の確保をする→一学期はクラスの状況により、給食時に本児とのやりとりを広げることが難しかった。二学期は日課表の中で位置づけていく。
    ・語彙をふやす。→個別学習の中で、気持ちを表す言葉の状況の説明などの学習をすすめる。
    ・一人でやりとげる一連の行動(少しがんばって出来そうなこと)を増やす。
    ○今年度の担任とともに、検討しながらすすめる。

    0824_7.jpg更に思いがけず井上先生からアプリのご紹介が!
    三宮さんもいらしていたし、見た事がある顔(先生方)がいっぱいいらしていました〜。

    井上先生が絶賛しており、ご紹介下さったアプリが、「フォトメメズ」と聞こえたんだけど、なぜか検索しても見つからず・・・カレンダーアプリなんだけど、撮った写真をカレンダーに入れられるものだそうで、その日にいっぱい撮った画像の中から「きょうのいちまい」を選んでカレンダーのその日に貼る!と、表紙が出来るそうです。

    あと「Tap Tap See」これも凄い!って思いました。撮った画像が何であるかを教えてくれるそうです☆
    その場で中邑先生が実演してくださいました。ちゃんとお茶の画像を撮ったら「オチャ」って言ってたなぁー。主に視覚障害者向けの画像認識アプリですが、いろいろ使えそうです。

    冬のATACでは、井上先生に、「先生向けのアプリ紹介」をやってもらいたいなぁ!と中邑先生がおっしゃっていました☆

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    そんなこんなでそれぞれの先生方の事例発表は終了。
    最後は中邑先生からのお話が2点。

    「タブレットPC導入のポイント」
    なんと!しょっぱなから「一番導入しにくいところはどこですか?」と聴かれ、「普通の小中学校です」という回答でしたが、「え?ウチじゃないの??」と思わず思ってしまった!!
    合間に隣の人と自己紹介をしよう!というお話があり、お隣のご夫人とお話をしたら、彼女の学校でも、「化石みたいな学校です・・・」と。
    どこも一緒なのかなぁ〜?でもここに来て発表している学校の先生方のところは違う、ということだけは明確だけど。

    「特別支援学校は導入しやすいですよね!」という中村先生のお言葉に、こっそり(エーーーー↓)とつぶやいたのは私です・・・。

    あーでも中邑先生のお話(はじめとおわりの)は、せっかくレジュメがあるので、それに沿って書きたいなぁと思ったので、いったんここで締めます。
    そしてまた新たにスレあげます。
    0824_8.jpgスペース96さんが出品していました。
    あれ??奥平さんの本「自閉症・発達障害の人と伝え合おう、わかりあおう」、売っていたかな(汗)何度見に行っても、人だかりが出来ていて、会計が一人しかおられなかったのでレジ待ちもたくさん☆
    それに気がいっちゃって、見てくるの忘れた(ToT)

    多分あったはず。いや絶対あったはず☆

    そしてこの手の本がいーーーーっぱいありました!!
    どれもまーくんに・・・と思うのですが、学校の先生が出してくれるプリントも、先生方が考えて出してくださっているんだろうし、と、買いたい気持ちをグッと我慢。

    家でやればいいんだけどね(^^;
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    魔法のランププロジェクト☆全国セミナーに参加してきました!1

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      今日は魔法のプロジェクトの全国セミナーに参加してきました。



      ざざっとご紹介いたします〜。






      0824_1.jpg
      いや〜、なんかすごかった!!です。
      中邑先生は、LIVEでお話を伺うのは初めてで、(この前テレビで見た!)生☆中邑先生に感動しつつ、あっという間に先生のトークにぐいぐい引き込まれて行きました・・・。












      0824_2.jpg最初は中邑先生から1時間くらい「タブレットを教室で使うには?」というお話があり、その後実践報告が3件ありました。
      ひとつは東京学芸大学付属特別支援学校幼稚部の先生から。こちらは知的のお子さんなのかな?
      連絡帳がわりにiPadを持ち帰り、学校での様子をカメラで撮ったものを、お家でふりかえる、そしてSNSでは画像を見て親ごさんがコメントをする、等、学校と家庭で情報を共有出来る!というのを実践されていました。

      みんな、自分の動画を見ている時も楽しそうだったし、お友達の動画を見ている時も、とっても楽しそうだった☆いいねぇ〜。

      帰り支度をしている時に、「支度が終わったらiPadを持ち帰っていい!」というルール作りをしたら、いっそいで帰りの支度をする様子とか、カワイイのだ〜。ハイ!喜んで〜♪って感じだったなぁ。
      学校で褒める、お家でママに褒めてもらう!、更にパパが帰って来てから画像を見せてパパにも褒めてもらう!という、文字だけの連絡帳ではありえないよね。

      まーくんの学校は、自前のiPadを持ち込むことはおろか、このように学校のiPadを持ち帰るなんて!!となりそうですなぁ(遠い目)。

      っていうか、今日一日様々な先生方のお話を聴いてみて、いかにまーくんの学校の管理職の考え方が化石か?がわかったよ・・・orz
      ま、この辺のことは、考えをまとめてから書くかもしれんけど。

      こちらの報告が終わってから、質疑応答の時に中邑先生から、「連絡帳だけではもったいない!親がコメントを子どもの代筆でつけているが、カメレコを使えば子どもがつけられるのでは?やはり動画は何を意味するのかが難しいので、静止画が良い。動画の方が集中がいいが、変化を楽しむことに気をとられてしまう。静止画の方が注意をフォーカス出来るから。あえて使って行くのが良いのでは?とのことでした。そして、いろいろと試して行く事が重要ともおっしゃっていました。
      カメラ撮影→買い物学習に使う等。
      0824_4.jpg午前中はここで一区切り。一緒に行ったりえおさんとランチ☆りえおさんはATACのカンファレンスに参加されていました!
      お互いランチしながら、それぞれの問題点を洗い出したり(爆)「ダメは一番ダメだよねーーー!!!」と爆笑したり。

      あ〜・・・わかってくれる人と話すと、心がほっとするなぁ。

      おそばやさんなのに!蕎麦がない〜!!とかいいながら、あっという間にお昼の時間が終わり、また後でね〜♪といって別れる。







      0824_5.jpg午後からは北特別支援学校の先生の発表でした。これまた、よく見てるなぁ〜!!と思う発表でした。
      話し方は単調で、隣の兄さんは寝てたけど(^^;
      私は一字一句聞き漏らすまい!と必死で聴いていました。

      同じ肢体の支援学校なので、重度のお子さんの事例でした。
      「たまたまiPadを体験した時、主体的な活動に汗をかきながら、夢中に取り組んでいる様子が見られた!」
      心拍の上昇(120→140→150以上!!)iPadを離すと、声を出して「もっと自分もやりたかった!」と訴えが(ビックリ!!)。

      重度の子どもでも、人に気持ちを伝える→本人が楽しんでいることが大事で、主体的な活動は、本児にとって貴重だ。
        ↓
      iPadに可能性を感じ、プロジェクトに応募した。

      【活動目的】
      1)やりたい気持ちを引き出す
      2)左手の動きを引き出す
      3)注視する力を引き出す
        ↓
      4)好きな活動として確立していく。→環境整備、パターン化する(誰とでもできる)
        ↓
      5)人と関わる力

      【アプリの良かった点】
      0824_3.jpg1)触れるだけでフィードバックがある
      2)操作音がない
      3)手軽さ などなど







      【対象児の変化】
      手の動き、上下の動きはあったが、長時間上下が出来た!、活動に慣れた。見通しを持って取り組めた、環境を整えた→アプリを使って言語理解、どこまで出来るのか?
      音の変化への受け入れ

      1)表出 上手〜良く笑う〜笑顔までの時間が短くなった(アプリを何で楽しんでいるのか?)
      2)心拍の変化 活動に集中している時は、落ち着いていた
        上手を理解して笑っているのか?担任の声だからなのか?他の人なら??
      3)注視 変化はみられなかった。視覚の活用、ものをとらえるが目標

      【今後の見通し】
      1)活動場面の改善
      2)注視、表出に関して、新たに検証していくこと
        回りの反応を変える→どう反応するか?
      3)その他 AACアプリ 母の声と他人の声で、どちらも手は伸びるのか?
        iPad 好きな活動→要求表現、選択活動→子どもがどこまでわかるか?

      〜中邑先生から〜
      暗室でiPad→これしか見えない
      ボリュームしぼってみる(音が聞こえない)、どうか?
      髪を置いたら?どうなるか??

      タブレットを使った実践、遊んでいるだけじゃないの?
      ちょっかいを出すことが大事、介入していく、いじわるでなく。

      0824_6.jpgここでワイヤレススイッチボックスのデモを思いがけず見る事が出来ました♪
      「これは す ご い !!」を中邑先生が連発しておりました!!!
      確かにすごかったなぁー。

      長くなったので、つづく。

      kamap * 魔法のプロジェクト * 21:54 * comments(2) * trackbacks(0) * - -
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